合田 悟牧師逝く

  • 2008/10/07(火) 19:07:25

 東大阪総合病院に大腸ガンのため入院されていた合田 悟牧師が5日早朝になくなられ、布施の葬儀会館で6日前夜式が執り行なわれ、きょう(7日)告別式が行なわれて両日とも500人を超える弔問の人であふれました。
 私は4日(土)夕方にお見舞いにお伺いしたのですが、集中治療室に移されていてお会いすることができず、そのあと10時間ぐらい後に亡くなられたのでした。享年76才、5月に喜寿を祝われたあとの死去でした。

 合田牧師は昭和30年から牧師として活動をされ、布教活動と同時に草の根の市民運動を50年にわたり地道にされてきました。とりわけ在日外国人の人権の問題に力を尽くされ、1万9千人ほどの在日外国人が在住する東大阪にとってはなくてはならない人でした。東大阪市における多文化共生を政策の上で実現することに大きな力があり、今年で13回を数える東大阪国際交流フェスティバルの生みの親の一人でもありました。

 式典はキリスト教に則り、厳粛な雰囲気で行なわれました。遺族代表の長男創(はじめ)氏は、合田牧師は我々にふたつのことを残してくれた「そのひとつは常に弱いもののそばにいてその立場にあれ、もうひとつは権力や専制と闘うこと」であったとご挨拶され、司式者の牧師は「戦いのさなかに倒れた勇者のバトンを、きょう参列の人たちが受け継いでくれるでしょう」と述べられました。合田牧師の活動は多くの人の精神的支柱であっただけに、会場は深い悲しみに包まれていました。

 彼の蒔いた「多文化共生」の芽は、これからも大切に育てのばしていかなければならない、と思っています。

 ご冥福をお祈りいたします。


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