東大阪国際交流フェスティバル

  • 2008/11/04(火) 08:01:20

 文化の日の3日、布施三ノ瀬公園で東大阪国際交流フェスティバルが開かれました。国際交流フェスティバルは今年で13回を数えるのですが、会を重ねるごとに拡がりをみせています。微風曇り空で暑くもなく寒くもなく、イベントを行なうには絶好のコンディションのもと、延べ5000人を越える人が来場し、たいへんな盛況ぶりでした。

 
 国際交流フェスティバルは、NPO東大阪国際共生ネットワークと東大阪国際交流フェスティバル実行委員会が主催し、東大阪市が後援をしているのですが、この立ち上げから尽力をされ発展に多大な貢献をされ、このフェスティバルの顔ともいうべき人であった合田悟牧師は、この10月に亡くなられました。会場の舞台横には合田牧師の遺影が飾られ、死を悼む声が相つぎました。地域にしっかり根をはった今日の盛況ぶりを「草葉の影」から見て、彼はおおいに喜んでいることでしょう。

 このフェスティバルには三つの大きな意義があると考えています。

 ひとつには、人口51万人若の東大阪市に60カ国の人たちが18500人ほど在住しており、外国人の居住比率が高いまちでこの国際交流フェスティバルがシンボリックな存在になってきていることです。日頃お互いになかなか交流できない在日外国人の人たちが一同に会し、心を開いて楽しめる機会があるということは素晴らしいことです。

 つぎにこれを在日外国人の人たちだけが集まって行なうのではなく、地域の人たちとともに地域の行事、取り組みとして発展してきたことです。地域にはいろいろな国の人たちが在住し、生活をともにしていることがわかりますし、日常生活の中で理解しあえるいいきっかけになると思います。それを行政主導で行なってきたのではなく、市民レベルで地域の取り組みとして発展させてきたことに大きな意義があります。

 また国レベルでは国交が制約され政治的にいろいろな課題のある者同士でも、同じ東大阪に住み生活をともにしているということを契機としてお互いが理解しあえるいいきっかけづくりをしているということです。これこそ東大阪における「多文化共生」であり、東大阪市が他市に誇れるものです。

 合田牧師をはじめ、「共生」を考え地道に活動してきて13回を数えるまでに成長したこの国際交流フェスティバルを、これからもしっかりと引き継いでいくことが必要であるし、市民が育ててきたものを行政がしっかりバックアップしていくということは、財政難のなかであってもぜひやり続けなければならないものだと思っています。

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